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報告
An interview with professionals who work for site of life: Kobe city Minato General Administration
命の現場で働くプロフェッショナル
神戸市みなと総局技術部海岸防災課 課長石光博吏氏のお話をうかがう
2016年10月24日 17:00-18:00 @神戸市役所
阪神淡路大震災の教訓と東日本大震災への応援派遣の話を中心にうかがいました。
「阪神淡路大震災の際は、情報の収集、人の派遣、多くのことが手さぐりであった。後手に回ったり、うまく人や物が回らなかった。その教訓を生かし、その後の災害の際は応援に駆け付けている。また、阪神淡路大震災からはすでに21年が過ぎ、当時を経験している職員も少なくなった。今は応援に行く際は現地をお手伝いすることはもちろん、自身の組織内の若手が現場での経験を積むことも考えている。」との事でした。
また、「自然災害を止めることはできないが、その被害を最小限にとどめることはできる。そのために、備えなければならないが、備えをするためには人々の意識を変えなければいけない。災害に強い街づくりとは、災害が起こるかもしれないと真剣に考える人が多い街なのである。」とも仰っていました。
自治体が何ができるのか。どこまでできるのか、御三方の最後のお話は、自助共助公助の視点から考える重みがありました。
Field Study
フィールドスタディー
命の現場
地球環境
防災
[Field Study] Environmental Issues: Disaster Management/ Professionals Saving Lives
防災・命の現場で働くプロフェッショナル
防衛省自衛隊大阪地方協力本部 北東地区隊隊長(陸上自衛隊)
廣瀬剛臣氏にお話をうかがう
Date: 2016年10月17日 16:30-18:00 @SOIS会議室
たいへんわかりやすいお話でした。
防衛省自衛隊大阪地方協力本部 北東地区隊隊長(陸上自衛隊)
廣瀬剛臣氏にお話をうかがう
Date: 2016年10月17日 16:30-18:00 @SOIS会議室
リスクマネジメント:起こるかもしれないことに備えることができるか。有史以来起こったことは再び必ず起こる。
ゴジラに備える必要があるか NO 今のところゴジラが存在したこともないし、今後現れることも科学的に肯定されていない。
隕石が衝突することに備えるか YES かつて巨大隕石が地球に衝突したと考えられる科学的証拠があり、将来衝突しないと断言できる科学的根拠がない。そのために巨額の資金を使い各国の宇宙開発に携わる科学者がその可能性を観測、計算している。
どのレベルで、どの程度の労力(ヒト、モノ、金)を使って備えるか。
個人でできる備えは個人で、地域の助け合いでできる備えは地域で、それを超えるものは公の機関が行う。
クライシスマネジメント:起こってしまったことにどう対処するか。その時になって考えても間に合わないし、慌ててしまって抜け落ちる可能性がある。リスクマネジメントをして事前に回避するべきだが、回避できなかった場合に備えて「万が一、不幸にして、起きてしまったらどうするか」は起こる前に決めておかなければならない。そして「不幸にして、想定外の万が一」が起こってしまったら、淡々と決めたことに従って物事を処理し、ダメージを少しでも小さくするために動かなければならない。
たとえどんなに「不幸にして、想定外の万が一」が起きる可能性が小さかったとしても、起きた時のダメージが大きすぎると想定される場合は、計画の見直しが必要である。
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An interview with professionals who work at site of life (Mr Haruyama Noboru , Kobe city Fire Department
2016年10月11日(火) 16:45-17:45 @関西学院梅田キャンパス
SGH課題研究の一環として各分野の最前線で活躍する方々を取材しています。
10月11日(火)神戸市消防の花山昇氏とのセッションが行われました。
阪神淡路大震災の際の救助活動、その初動からおよそ3日間について、資料を見せていただきながらお話を伺いました。
-自らの命を自らで守ることができる必要があること、
-大災害の場合は地域の力の有無が大きいこと、
-消防もできる限りのことをしたが、人もモノも十分ではない大災害の際には微力であること。
「大きな犠牲を伴う辛い経験ではあったが、そこから地域が助け合う『防災コニミュニティ』が組織されるようになり海外からも注目されている」との事でした。
また、不活発であった消防団活動が見直され、自助、共助の必要性を訴えることをライフワークとしている、とも仰っていました。
チームにとっての初めてのインタビューで少々緊張気味でしたが、気さくに話しかけていただいてリラックスしてお話をうかがえました。
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