千里国際12年生、大阪インターナショナルスクール小学校に招かれるの巻

関西学院千里国際中等部高等部は大阪インターナショナルスクールと
同じ建物の下で
設立時から
”Two schools together”を実践しています。

日本の教育指導要領に基づいた教育を行う一条校である
関西学院千里国際中等部・高等部と
IB校である大阪インターナショナルスクール(OIS)では
年度の始まりが違ったり、色々な違いがあるながらも、

音楽・美術・体育は一緒の授業を行うShared Classを
行っていたり、
行事やクラブ活動を一緒にしたり、
違いを生かし共に歩む運営がなされています。


今回は、色々なチャンスが重なり、こんなことが起こりました。

大阪インターナショナルスクールの
PYPの5年生の教室へ、
千里国際高等部12年生の生徒2名が招かれました。

高等部12年生の生徒は
夏休み明けに全生徒を驚かせた
あの、ダイオウイカをはじめとする巨大展示の仕掛人です。
(環境系のプログラムを担当する私、SIS教員も感激!
環境キャンペーンとしても素晴らしい展示だったんです)

実はPYP5年生の生徒も
リサーチに基づいた展示を行う課題があり、
それに際して、
高等部12年生の展示が学習の役に立ったとのことでした。
そして、日ごろ鍛えられている活発な5年生から
質問がたくさん出てきたので、
それにこたえてほしいとのことで、
高等部12年生が
大阪インターナショナルスクール5年生の教室に招かれた、
という流れがありました。

大阪インターナショナルスクール小学部の校長先生Ms. Marshallの司会のもと
高等部12年生の生徒が質問に答えていきました。


中には、
展示を作る具体的な工作方法についての質問や
そもそも興味を持ったきっかけ
将来の夢や仕事のプラン
展示するまで誰にどう相談したのかといった具体的な質問や
展示前にリサーチするにはどういった資料を読むのがよいのかなど
高校生の課題研究で学ぶ資料評価の話も出てきていました。

ひっきりなしに出てくる質問に
そして積極的なOIS5年生の姿勢に
12年生も、私(SIS教員)も舌を巻いておりました。

今後のリクエストもあり、
お互いにいい刺激をもらっていた様子でした。
これからの5年生の展示、12年生の今後のプランにさらに期待!ですね。


大阪インターナショナルスクール
千里国際高等部
学び合っています。

ご協力いただいた先生方、生徒の皆さん、お疲れ様でした!

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校長先生から補足のコメントをいただいております。
ふたりは、院内推薦で関西学院大学に進学予定です。
卒業までの残された時間になにができるか。
自分を磨くこと、そして他人への貢献。
Mastery for Serviceを形にしよう!
そんな想いを見事にCreativeに発揮してこのプロジェクトを起こしました。
夏休みの最後の一週間を使い、玄関に水族館のような飾りつけ。
秋学期初日の登校時に誰もが楽しんでくれるようにと。
こんな二人をとても誇りに思っています。
(SIS校長 井藤眞由美)
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