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High School Students Summit on 'World Tsunami Awareness Day' in Kuroshio Town KOCHI

2:50 PM
「世界津波の日」高校生サミットin 高知県 黒潮町
High School Students Summit on
'World Tsunami Awareness Day' in Kuroshio Town KOCHI

Date: November 25-26, 2016 @Kochi
黒潮町 西南体育館ほか

Contents: 
 国内外の高校生が30か国から集まり、津波および地震、洪水、地滑りなどの自然災害について学びその対策を講じ、アクションプランを策定し、発表を行った。
 参加者:3名。
 事前に約半年かけて準備し、当日は分科会での発表、分科会からの提言、全体として黒潮宣言を採択した。
 本校生徒は災害その後の復興についての分科会を選び、ボランティアの充実が重要である、という発表を行った。
 分科会を代表し、本校生徒の一人が分科会のまとめを総会で発表し、もう一人が分科会の書記をつとめた。
 分科会は、山梨県甲陵高校、インドネシア、タイ、カンボジア、パラオ、本校の6チームで構成され、特にインドネシアからの参加校はバンダアチェからの学校で2004年の津波被害を被っており、教育、学習、避難訓練、復興についての世界の協力について切実なプレゼンテーションを行った。
 分科会での発表、まとめの後は、黒潮町の避難訓練に参加、地元小学生とともに高台への避難を行い、海岸にある避難タワーの見学、安政の津波の石碑の見学を行った。
 記念植樹を行い、本校生徒はカンボジア代表とパートナーとなり松の木を植えた。
 総会では黒潮宣言が採択され閉会した。
 フェアウェルパーティでは国内外生徒ともずいぶんと打ち解け国際交流を楽しんでいた。

Comment:
たいへん大がかりなイベントで、高校生には分不相応に立派な催しものでした。内閣府、文科省、外務省、知事、 錚々たる顔ぶれの格式重視の運営ではありましたが、内容は半年かけて準備してきただけありどの学校の発表も充実していました。
初日はどの生徒も固く、交流も十分できずどうなるか心配でしたが、時間とともに打ち解け、フェアウェルパーティの際には「パイナポー」も飛び出し、高校生らしく遠くまで来た甲斐があったと感じられました。
地元黒潮町との交流ができなかったのは残念ですしたが、町を挙げての歓迎を受け、ありがたいというよりは申し訳ないと感じました。



[Field Study] Environmental Issues: Disaster Management/ Professionals Saving Lives 

4:41 PM
防災・命の現場で働くプロフェッショナル
防衛省自衛隊大阪地方協力本部 北東地区隊隊長(陸上自衛隊)
廣瀬剛臣氏にお話をうかがう

Date: 2016年10月17日 16:30-18:00 @SOIS会議室



リスクマネジメント:起こるかもしれないことに備えることができるか。有史以来起こったことは再び必ず起こる。
  
ゴジラに備える必要があるか NO 今のところゴジラが存在したこともないし、今後現れることも科学的に肯定されていない。
  隕石が衝突することに備えるか YES かつて巨大隕石が地球に衝突したと考えられる科学的証拠があり、将来衝突しないと断言できる科学的根拠がない。そのために巨額の資金を使い各国の宇宙開発に携わる科学者がその可能性を観測、計算している。

どのレベルで、どの程度の労力(ヒト、モノ、金)を使って備えるか。
 個人でできる備えは個人で、地域の助け合いでできる備えは地域で、それを超えるものは公の機関が行う。 

クライシスマネジメント:起こってしまったことにどう対処するか。その時になって考えても間に合わないし、慌ててしまって抜け落ちる可能性がある。リスクマネジメントをして事前に回避するべきだが、回避できなかった場合に備えて「万が一、不幸にして、起きてしまったらどうするか」は起こる前に決めておかなければならない。そして「不幸にして、想定外の万が一」が起こってしまったら、淡々と決めたことに従って物事を処理し、ダメージを少しでも小さくするために動かなければならない。
 たとえどんなに「不幸にして、想定外の万が一」が起きる可能性が小さかったとしても、起きた時のダメージが大きすぎると想定される場合は、計画の見直しが必要である。

たいへんわかりやすいお話でした。



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