Nagoya University : Universal Global Environment Laboratory Dr Yutaka Matsumi(Mon. 19th Dec. 2016)

自然環境を大切に考えている生徒はたくさんいます。問題意識や使命感が高く, もっと詳しく学びたいと考える生徒が, 総合的に地球を理解し様々な環境問題の本質を知ることは重要で, それは生徒の能動的な学習活動にも良い影響を与えられると期待できるはずです。このため, SGHのフィールドスタディーで「地球環境:気候変動問題」に取り組んでいる生徒が, 地球大気環境を観測研究する現場を知ることは, 気候変動問題を大きな視野から理解するために大切です。夏休みに国立環境研究所で行ったSGHのフィールドスタディーでは社会科学的アプローチでしたが, それに対して自然科学的アプローチの実習を体験し, さらには自分たちで課題を見つけ科学研究を行ないましたこの活動では, 本校で事前に最先端の地球環境観測研究についてワークショップと, 自ら行なう科学研究の解説が同研究所講師の中山智喜博士によって行なわれていましたそして本キャンパスにおいて2週間大気観測実験(PM2.5CO2の測定)を行い結果をまとめた後, 名古屋大学宇宙地球環境研究所においてそれを発表させてもらいましたそして昨年度と同様に同研究所の松見豊教授の研究室において見学や実習も体験しまし研究室では, 実際に使われている装置を前に研究の意義や内容・成果などの説明を受け, 生徒との質疑応答や議論を活発に行いました

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