Dr Tomoki Nakayama (Nagoya University) Research workshop(Thu. 1st Dec. 2016)

自然環境を大切に考えている生徒はたくさんいます。問題意識や使命感が高く, もっと詳しく学びたいと考える生徒が, 総合的に地球を理解し様々な環境問題の本質を知ることは重要で, それは生徒の能動的な学習活動にも良い影響を与えられると期待できるはずです。このため, SGHのフィールドスタディーで「地球環境:気候変動問題」に取り組んでいる生徒が, 地球大気環境を観測研究する現場を知ることは, 気候変動問題を大きな視野から理解するために大切です。夏休みに行ったSGHのフィールドスタディーでは社会科学的アプローチからだったのに対して、今回は自然科学的アプローチの実習を体験し, さらには自分たちで課題を見つけ科学研究を行なう計画をしています。この活動では, 名古屋大学宇宙地球環境研究所において実習を体験することになっていますが, それにむけて最先端の地球環境観測研究についてワークショップと, 自ら行なう科学研究の解説を同研究所講師の中山智喜博士を招き行ないました。生徒たちは, 地球大気環境の解説の後に渡されたCO2測定装置とPM2.5測定装置を前に, ワクワクしながらどんな実験をしようか議論していました。



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